愛植えブログ 42
「不動産のファイナンス」
不動産投資を成功させるためには、事業化に必要な
「ファイナンスの知識」が必要です。
不動産の知識がなぜ必要か?
① 企画倒れにしない!
相続対策で遊休地に賃貸アパートを計画した場合、
ファイナンスの知識がないと融資が下りずに、
工事に取りかかれないという事態にもなりかねない。
さらに、融資承認が出る前に建設を始めてしまい、
後になって融資が受けられないとすると最悪です。
このような状況に陥らないためににも、ファイナンスに知識を備え、
事前に融資が受けられる事業規模を把握し、
その予算の範囲内で計画を進めていかなければなりません。
② 無駄な時間をかけない
中古物件を購入する場合は良いものが見つかったら、
すぐに、銀行の融資を打診することになります。
良い物件というのは他の投資家も狙っていますので、
スピーディーな動きが必要です。
しかし、融資に必要な条件を満たしていないと、
門前払いですので注意が必要です。
③ 交渉を有利に進める!
銀行が融資を決定する基準には、2つあります。
1)「どんな物件が対象か?(評物件価)」
2)「誰に貸すか(属性評価)」
さらに、物件評価の方法には「担保評価(積算評価)」と
「収支評価(収益評価)」があり、両方のバランスが重視されます。
当然ながら、いずれの評価も高いほど融資可能額は大きくなり、
金利、返済年数などの交渉に進められます。
④ 自己のライフプランと事業計画に応じた
ベストな融資を実現する!
豊富な自己資金を持っている人以外は、
少ない自己資金で不動産投資を行い、
効率よく資産を増やしていくのなら
融資を受ける必要はあります。
しかし、どれだけの自己資金を入れるのか、
あるいは、フルローンで投資するのか、
などは資本家本人の資産背景やライフプランにより
ベストな方法が違ってきます。
従って、ローン比率や返済方法などを含め、
自分にとってどのような融資スタイルが最良かを
見極めることが大切です。
そして、不動産投資は、「自己責任」です。
不動産投資は、「ファイナンスの知識」が必要です。
また、騙されないように多くの事を学ばねばなりません。
不動産投資は、登記簿を判断するのには勉強が必要です。
不動産を売るにも買うにも不動産投資の勉強は不可欠です。
そこで、J-REC不動産実務検定は、テキストを使ってやり方を一通りの勉強ができます。
最後までお読み頂きましてありがとうございました。