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不動産の種別

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「不動産の種別」 

不動産取引においては、土地の現況(地形)と地目が重要です。

 

現地を見て危険を感じる場合は、自身で地形図を入手し調べてみるか、

地形と地盤の専門家に見てもらうのが大切です。

地目は、手続きの煩雑さや融資の対応に影響してきます。

それを避けるために、法務局にある全部事項証明書を見て確認します。

例えば、農地なら農業委員会の許可や届出があるかで、

住宅ローンの融資の際には、住宅や雑種地の変更を求められる。

 

地形(形質)は、

① 谷底平野

  周辺を山に囲まれ、豪雨や長雨によって洪水災害見舞われる可能性が高くなる。

② 丘陵・段丘・台地 

  周辺より高く盛り上がった地形。良く締まった砂礫・硬粘土からなり

  水はけがよく住宅に適した地形。

  辺部は、がけ崩れが起きることがあるので注意が必要。

③ 扇状地

  水はけもよく支持力があるため建築の地盤には適しているが、

  もともと土石流の流出口にあるため災害には注意が必要。

④ 傾斜地・崖地

  現在は安定していても、盛土をするとバランスを崩し

  再び滑ることもある。また、豪雨などにも注意が必要。

*  熱海の土石流災害は、記憶に新しい。

⑤ 埋立地

  過去に海などあったところを埋め立てた土地。

* 液状化現象がが発生するリスクがある。

⑥ 造成地

  山や傾斜地であったところを切り開いて宅地にした地形。

  盛土で作られて造成地は、十分に地盤が固まるまで、

  沈下し建物が傾く危険がある。

 

 

地目の種別

  • 宅地
  • 田・畑 (不動産取引の際に農業委員会の届出もしくは許可が必要)
  • 山林、原野、雑種地

不動産取引には、特に土地の現況(地形)と地目の注意が必要です。

 

そして、不動産投資は、自己責任」です。

せっかく購入した土地が、災害に遭わないように注意が必要です。

また、騙されないように多くの事を学ばねばなりません。

不動産投資は、注意すべき部分を判断するのには勉強が必要です。

不動産を売るにも買うにも不動産投資の勉強は不可欠です。

そこで、J-REC不動産実務検定は、テキストを使ってやり方を一通りの勉強ができます。

 

最後までお読み頂きましてありがとうございました。

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