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デットクロス対策Ⅰ

グ 52 

「転ばぬ先の杖!

万が一のために前もって準備をしておくこと

 

不動産投資は、返済年数、元利均等返済、元金均等返済、

減価償却可能額及び減価償却可能年数などにより、

デットクロスの時期は異なります。

減価償却期間が少ない中古アパートなどは、

減価償却可能額によっては、購入後すぐデットクロスが起き、

財務状態が急に悪化する可能性が非常に高くなります。

 

 デットクロス対策を考える

 

①自己資金を多くする

アパートなどは自己資金を多くすると返済する元金も少なくなる。

中古アパートなどは、減価償却可能額及び減価償却期間が

新築より少ないため自己資金とローンのバランスを

よく検討する要がある。

 

元金均等返済で借りる

返済開始初期から、毎月一定額の元金を返済すれば、

経費にならない元金の返済が増加していくことはないので

仮にデットクロスになっても、その影響を

大きく受けることはない。

 

③返済期間を工夫する

返済期間を長くすると、毎年の元金返済額が抑えられるので

デットクロスの影響を小さくしたり、

デットクロスそのものを先延ばしにすることもできる。

ただし、一度生じたデットクロス状態は

返済終了まで長く続くことになる。

 

④繰り上げ返済をする

繰り上げ返済をする。

デットクロスの影響を回避できるほか、

金利の支払いも少なくなるため、財務状態がよくなる。

 

⑤新たに減価償却資産を購入する

新たに収益不動産を購入すれば、眼科償却費が多くなるため、

デットクロスを一時的に回避できる。

ただし、これはデットクロス先送りするだけなので、

根本的な解決にはなりませんが、

資産は増え続けることになります。

 

転ばぬ先の杖!

として、デットクロス対策しておくことが重要です。

そして、不動産投資は、自己責任」です。

不動産投資は、「デットクロスの知識が必要です。

また、騙されないように多くの事を学ばねばなりません。

不動産投資は、登記簿を判断するのには勉強が必要です。

不動産を売るにも買うにも不動産投資の勉強は不可欠です。

そこで、J-REC不動産実務検定は、テキストを使ってやり方を一通りの勉強ができます。

 

最後までお読み頂きましてありがとうございました。